抜け毛の始まり
2001年〜2003年この時期は、私にとってはとても辛い薄毛の進行時期でした。
それまで私は髪が多い方で、まさか自分の髪が薄くなるなんて思ってもいませんでした。
でもよくよく考えると高校生くらいから抜け毛が増えたなと感じていたことは確かです。
それが21歳の頃になると急に抜け毛が増えだしてある時、友人にお前髪薄くなってないかと指摘されました。
やっぱりと言うか自分では十分気がついていたのですが、友人に言われるまでそれを認めることができずにいました。
その頃、自分の中では抜け毛が増えている程度に過ぎないと思いたかったのです。
見た目にはまだ大丈夫だと思いたかったので、それを友人に指摘されたことで認めざるを得なくなってすごくショックでした。
抜け毛のメカニズムですが、私の体の中ではこんなことが起こっていたのだと思われます。
21歳の私は、もう立派な成人の体ですから、男性ホルモンも人並みに体の中に溢れて出していたのだと思います。
科学的な話になりますが。
血液中の男性ホルモンは酵素と結びつくと変身してジヒドロテストステロン(DHT)となります。
このジヒドロテストステロン(DHT)というのが厄介なもので、毛根を攻撃して髪のサイクルを休止させる働きがあります。
ジヒドロテストステロン(DHT)が私の毛根を攻撃し始めて、毛根は、みるみる元気をなくしたのだと思われます。
※男性型脱毛症(AGA)の原因は
血液中の男性ホルモンが酵素の影響でジヒドロテストステロン(DHT)と変化して毛根を攻撃して、毛根がダメージを受け薄毛に進行していくとわかっています。
その結果、ジヒドロテストステロンとの戦いに私の毛根は敗れて、戦線離脱した兵士のように抜け毛となって、私の髪から日々大量の髪が抜け落ちていくようになりました。
それだけ大量に抜けると気付かないわけはなくてシャンプーするのが恐怖になるほどで、シャンプーの度に落ち込む毎日でした。
育毛剤を試す
もう抜け毛が気になりだすと
憂鬱でしかたなく
たかが髪だと思われるかも知れませんが
されど髪なのです。
気になってからは
育毛剤をすぐ買って
あれもこれもと、いろいろ試しました。
でもそれほど効果を感じなくて
前髪が貧弱になって
髪が薄くなっていくのが
周囲からも言われるようになってきました。
その頃、こんな育毛剤を使いました
カロヤン〜加美乃素(いろいろ)〜
ケフトル(高かったけど、かなり買ったのでだいぶお金をつぎ込んだ)〜
サクセス〜ハツモールなどなど
その中でもハツモールは割と抜け毛が減ったので効果はあったと思います
でも匂いがくさくて、朝頭にふりかけて仕事に出ると
周りが臭がってないだろうかと仕事中匂いが気になって
仕事に集中できなくて家でいる時しか
することができませんでした。
ハツモールの製造元の田村治照堂へ
匂いをなくしてくれと電話をかけたこともあります。
電話に出た方は
育毛に有効な成分が入っていて
それらは臭くて
香料を入れていないと
もっと臭くなるので仕方ないと言ってました。
その頃のルーティンは
朝晩の育毛剤+マッサージになっていたのですが
休みの日くらいしか
匂いのためハツモールは使うことができなくなりました。
というのも
シャンプーは晩、寝る前にして毛根を綺麗にして寝ると
髪が育つというので
晩にシャンプーして育毛していましたから
朝シャンはしないので
必然晩の育毛剤がついた頭皮が
そのまま仕事の時の頭皮なので
ハツモールを晩にすると
次の仕事の日まで
匂いを運んでしまうから
休みの日しかできなくなりました。
なので無香料の
育毛剤を朝晩して
休みの日だけ、ハツモール
これがその時に見つけた最善の方法でしたが
薄毛は進行していくばかりでした。